肌というものは、当然ながら一人ひとり違っていて、性別や年齢で一括りにできるものでもありません。OSAJIのアイテムは、自分の肌に合ったものを自由に選んでいただきたい、そんなふうに考えながら作っています。あらゆる肌質の方に幅広く使っていただける〈センシティブ スキン ライン〉の対談シリーズ第2弾の今回は、メンズスタッフのスキンケア事情をお届けします。美容の話題をいろいろな方とシェアすることで、アイテム選びやスキンケアの選択肢はぐんと広がるはず。
河原﨑:
20代ぐらいまではニキビ肌で全体的に脂っぽいのが悩みだったんですけど、今は乾燥のほうが気になります。朝起きると粉をふいてしまっていたりとか、年齢を重ねるごとに今までにはなかったような肌トラブルも出てきていますね。
後藤:
僕も一緒です。男性の場合、若いうちは何もしなくても平気だった方は多いと思います。自分もそうだったんですけど、30代に入ってからは肌の変化を感じるようになって、スキンケアを意識するようになりました。
河原﨑:
そうですよね。僕は、そもそも化粧品業界に入るまで、スキンケアについて深く考えたことがなかったかもしれません。でも、当たり前ですけど男性にとっても必要なものなんですよね。今のお話にあったように、年齢とともに肌は変化するので、スキンケアをしないことの恐怖のほうがだんだん大きくなってくるというか。夜、お酒を飲んで帰宅したあとにそのまま寝ちゃったりすると、めちゃくちゃ罪悪感ありますもん。
後藤:
それはだいぶあります(笑)。仕事柄、僕らは美容の話題にふれるタイミングは多いほうだと思うんですけど、一般の男性が普段のスキンケアやアイテム選びをどんなふうにしているのかは、個人的にもすごく興味があります。
河原﨑: なるべく時間をかけたくないタイプなので、スキンケアのステップはいたってシンプルです。夏場は『センシティブ スキン ローション』だけにして、冬場や乾燥が気になる朝は『センシティブ スキン モイスチャライザー』をプラスしたり。それと、夜は美容液をプラスすることもあるのと、目元のクマが気になるときは『KAI リベレーションアイクリーム』を使っています。
後藤: しっかりケアされてますね。僕のスキンケアのなかでも、『センシティブ スキン ローション』と『センシティブ スキン モイスチャライザー』は絶対ですね。この2つを欠かすことはほとんどありません。基本的には毎日同じものを使いますが、日によって『エンリッチバイオセラム』やベーシックラインの『フェイシャルクリーム』をプラスすることもあります。ステップでいうと、洗顔後から『エンリッチバイオセラム』、『センシティブ スキン ローション』、『センシティブ スキン モイスチャライザー』、『フェイシャルクリーム』の順番です。目の周りなど乾燥してるなあと感じる部分には、さらに『センシティブ スキン クリーム』を足すこともあります。
河原﨑:
ちなみに『センシティブ スキン ローション』は、一回でどのぐらいの量を使いますか?
僕の場合は、顔全体から首までけっこうバシャバシャ使っちゃうんですよね。なので、大きめのサイズがあるとうれしいなあと思っています。
後藤:
僕もだいたい同じくらいです。わりとたっぷり使っちゃいます。基本的には顔がメインですけど、乾燥してかゆみが出ているときはボディに使うこともあります。『センシティブ
スキン モイスチャライザー』は少量でもすごく伸びがいいですし、乳液でありながらベタつきをあまり感じないところが気に入ってます。
河原﨑: 保湿したあとのベタつく感覚が苦手なので、さっぱりとした付け心地でありながら、夜寝る前に塗って朝までちゃんと保湿してくれる『センシティブ スキン ローション』がベストなんです。スキンケアアイテムに求めることは、軽くてベタつかないところ。おそらく男性はそういう方が多いんじゃないですかね。
後藤: スキンケアが終わったあとに、しっとりし過ぎた状態のまま寝たくないっていう男性の方、意外と多いですよね。『センシティブ スキン クリーム』はクリームでありながら重くなく、サラッとしたテクスチャが特徴的です。それからこのラインは無香料というのも、使いやすさという部分では大きいと思います。
河原﨑:
OSAJIでは、皮膚科学をテーマに敏感肌と向き合いながら化粧品づくりを追求しています。日頃からそういう考え方にふれていると、足し算じゃなくて引き算の考え方が大切なんだなということを実感するようになりました。美容に対する価値観や知識も、そこをベースにしながら自分のなかで育まれてきましたね。
この〈センシティブ スキン
ライン〉は、OSAJIの考え方を体現したものになっていると思います。肌本来が持つ力をサポートしながら、ととのえてくれるような。開発段階でも社内のさまざまな肌質のスタッフが関わっていて、僕は発売前の試作品から使っていましたが、そのときから良いなと感じていました。
後藤:
敏感肌はもちろん、あらゆる肌質の方が安心して使えるというのは一番大きなポイントですね。店頭にはカップルやご夫婦、パートナー同士でいらしてくださる方も多いですし、女性のお客様の場合、ご自身で使うもの以外に男性へのプレゼントとしてお求めになる方もいらっしゃいます。なので〈センシティブ
スキン ライン〉のように、無香料で敏感肌でも安心して使用できるアイテムというのは、自信を持っておすすめできます。ユニセックスな印象のパッケージも好評ですよね。
後藤: 僕が勝手に感じていることなんですけど、男性がよく使うヘアトニック、スクラブ、スキンケアアイテムなどはメントール配合の「すっきり爽快!」な使用感が多い印象があります。若い頃のベタつきがちな肌にはさっぱりして気持ち良い感覚があると思うんですが、もしその感覚の延長でスキンケアのアイテムを選んでいる方がいらっしゃるとしたら、「for MEN」と書かれたものだけがすべてじゃないということを、もっとお伝えしていきたいですね。30代や40代になると乾燥やくすみといった別の肌悩みが出てくるかと思うので。
河原﨑:
たしかに、メントール配合のスッとしてさわやかな感じも使用感としては良いとは思うんですけど、30代の自分だったらそこよりも、サラッと軽い感じの使用感でしっかりと保湿もしてくれる、この〈センシティブ
スキン ライン〉がちょうどハマるんです。
それと、百貨店やコスメのセレクトショップって、男性が一人で入るにはちょっとハードルが高いので、スキンケアのアイテムはドラッグストアで購入する方が多いと思うんです。なので「シェアードコスメ」としてパートナーと一緒に使うことなんかもおすすめしたいですよね。男性のパートナーとは、アイテムと一緒にスキンケアの知識もシェアしていただけると良いなと思います。
後藤:
そうですね。美容の知識やスキンケアについて、男性自らがアップデートしたり変えたりするのって、なかなか難しいことだと思うんです。もちろん、なかには興味がある方や詳しい方もいますけどね。スキンケアはある意味、一度始めたら男性のほうがハマる傾向があるような気もします。習慣化してしまえば無意識にできるようになるし、ルーティンに入りやすくなるというか。
男性も女性と同じように、脂性、混合、普通、乾燥、敏感などさまざまな肌質の方がいらっしゃると思います。メンズ向けだからではなく、自分の肌に本当に合うものを選んでいただきたいなと。選択肢を広げて、スキンケアを楽しんでもらいたいなと思います。