肌のメカニズムをわかりやすく解説しながら、「食べる美容」レシピを季節ごとに紹介。 花粉季、新生活、梅雨、盛夏、乾燥季、厳冬、それぞれの季節に起こりやすい肌のお悩みに合わせたキー食材をピックアップ。 旬の食材で体を整えるアジア古来の智恵を、長年研究してきた美容理論に基づいて応用し、肌本来の美しさを引き出す「食べる美容」レシピとなりました。 掲載したレシピの食材や調味料を変えて自由にアレンジできるマインドマップ付きで、 これを活用すれば色々な組み合わせで、異なる味わいの料理がバリエーション豊かに楽しんでいただけます。
・はじめに ・「美容」の正体を探して ・「手抜き」と「手軽」は同じではない ・レシピの前に 【2、3月 花粉季】切り干し大根のナムル 日式バクテー・ミントソースと あおさ海苔と酢橘の蕎麦 ほか 【4、5月 新生活】鰹の香味寿司 韓流納豆鍋 バナナのドーサ ほか 【6、7月 梅雨】海藻豆腐 羊肉と空豆のビリヤニ 豆乳海老担々麺 ほか 【8、9月 盛夏】冬瓜酸辣素麺 枝豆のスパイシー酒蒸し 胡瓜の雑炊 ほか 【10、11月 乾燥季】鰻とクレソンのサラダ 穴子の卵咖喱 ココナッツ香るはらこ飯 ほか 【12月、1月 厳冬】あさりのフォー 牛とろろ鍋 ほうれん草の八丁味噌サラダ ほか ・調味料を味方につける ・調理器具を味方につける 〈コラム〉 アレンジレシピを楽しむ術/美しい見た目を生む3つのこと/対症療法と根本療法/肌が美しくある仕組み/インナーケアとアウターケアの境界線/栄養の摂り方/甘酒のすすめ/どうしても気になる ・おわりに
日頃から、様々な肌のお悩みを抱えている方からご相談を受け、スキンケアを中心に、そのケアの方法をお伝えしてきました。 その中で、お悩みが改善され、お喜びいただけることもたくさんありましたが、一方でスキンケアではどうにもできない課題に直面することが多くありました。例えば、皮脂量が多く顔がテカってしまう場合、洗顔の頻度を多くしても時間が経てば同じ状態になってしまいますし、化粧水で皮脂量を抑えることは難しく、その場合、食生活の改善でしか叶わないことをお伝えしてきました。僕がやるべきことは、多くの方の肌のお悩みに寄り添い、前向きな気持ちに導くことであり、そのためには、スキンケアの枠に留まるのではなく、食も通じて真にお役に立ちたいと思い、この本の出版に至りました。