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2025.12.10

Special Interview

アートディレクター / 酵素シロップ作家
杉本雅代

USER VOICE

色も、香りも、質感も。選ぶ基準は、誰かの正解ではなく、自分の“心地よい”という感覚。
このインタビューは、さまざまな分野で活躍する人たちに、OSAJIのアイテムを実際に使ってもらい、
その人らしい“美しさ”と“健やかさ”への向き合い方をうかがいます。
vol.05は、アートディレクター / 酵素シロップ作家として活躍する杉本雅代さん。

発酵の世界と、肌と向き合う時間の共通点

グラフィックデザインの仕事に加え、酵素シロップ作家として酵素シロップのワークショップや商品開発を手がける杉本雅代さん。菌の営みと、自然のままに変化していく素材に魅了され、発酵の世界に深く惹かれたといいます。

「フルーツやハーブなどから果汁を抽出し、酵母菌で発酵させる発酵シロップ。酵母菌の発酵によって腸内の善玉菌のエサとなる成分が生まれ、腸内環境を整え、人間本来の力を引き出してくれるんです。わたしは、発酵の、急いでも思い通りにならないところが好きなんです。見えない菌の存在に思いを馳せながら、環境を整え、時間をかけて育っていく。その過程が尊いんです」

この姿勢は、肌と向き合う時間とも共通しているそうです。

「肌を整える時間は、わたしにとって“自分と向き合う時間”。鏡を見ることでいまの自分の状態を確認する大切な習慣です。吹き出物が出たら食生活を見直したり、たるみを感じたらスマホの時間を減らしたり。スキンケアは、内面や生活を整えるきっかけにもなっています」

肌に触れるたび、そっと包まれる時間

香料アレルギーを経験したことで、無香料や精油入りのアイテムを選ぶようになった杉本さん。その時期に出会ったのが、OSAJIのボディケアアイテムでした。

「草場妙子さんとのコラボのボディゲルを紹介していただいたのですが、当時は精油入りのアイテムがまだ少なく、とてもうれしかったのを覚えています。それ以来、OSAJIは成分まで信頼できる、安心感のあるブランドという印象です」

ボディゲル以外にも、ヘアオイル、無香料で低刺激な「センシティブ スキンシリーズ」、好みの香りで癒される「チューニング ウォッシング フォーム」、ニュアンスカラーでプレゼントとしても喜ばれる「アップリフト ネイルカラー」など、多くのアイテムを愛用してきたそう。

「どれも香りや質感が本当に心地よく、使うたびに癒されています」

“整える”を実感した「エンリッチバイオシリーズ」

今回使用したのは、常在菌の環境を整えるという発想から生まれた「エンリッチバイオシリーズ」。朝晩の洗顔後に、エンリッチバイオセラム → パック → エンリッチバイオオイルエンリッチバイオクリームというルーティンで使用したその第一印象は、「とにかく肌に優しい」というものだったそう。

セラムは、肌の常在菌が喜んでいるような手応えを感じます。甘すぎないローズの香りも好みで、使い心地はもっちりしっとり。オイルは乾燥が気になるいまの季節に欠かせません。手に残った分は髪のパサつきにも使ってしまうほど。クリームはとにかくなめらか。塗ったあとの日焼け止めクリームの伸びが格段によくなりました」

長年悩んでいた日中の乾燥も軽減され、朝洗顔した際の、しっとりとした手触りに驚いたといいます。顔だけでなく首まで丁寧に使うことで、肌全体のうるおいややわらかさを実感できるのも、うれしい変化です。「菌を育てるように環境を整える」という発酵の考え方と「常在菌の環境を整える」エンリッチバイオシリーズの思想が、美しく重なりました。

自分を信じ、気分よくいられるように

「自分らしさを保つために大切にしているのは、まわりを意識しすぎず“自分を信じること”。心地よさの基準は人それぞれだからこそ、自分で答えを出すようにしています」

リセットのために欠かせないのは、温泉と体を動かす時間。月2回の温泉でデジタルデトックスをし、週2回はジムや散歩、ヨガなど、できることを続けています。また、空間を整えることも大切にしており、最近は毎朝玄関とトイレを掃除することが習慣に。

「セージを炊いたり、猫を撫でたり、友人とおいしいごはんとお酒をいただいたり。空間を整えて、自分の機嫌を取ってあげることを心がけています」

ゆっくりと育む、毎日の選択

「菌が活動しやすい環境を整えること」。それは発酵のためだけでなく、地球で生きるための小さな視点でもあると杉本さんは話します。

「見えないけれど無数に存在する菌のおかげで、シロップは発酵します。その営みに敬意を持って、環境を整え、心を込めて育てること。地球上に住む微生物が生きやすい環境を守る生き方をしたいと考えています」

完璧でなくていい。まずは自分のタイミングで、自分を整えていくこと。その言葉は、私たちの毎日にもそっと寄り添います。発酵の営みと同じように、ゆっくりと育んでいく感覚で。

ENRICH BIO SERIES Impression

朝晩の洗顔後に エンリッチバイオセラム → パック → エンリッチバイオオイルエンリッチバイオクリーム の順番で行っています。これまでは日中の乾燥が気になってケアを追加することもありましたが、わたしにとっては朝晩のケアだけで十分になりました。特に朝、洗顔をしたときのしっとりとした手触りに驚きます。顔だけでなく首筋まで丁寧に使うことで、肌全体のうるおいや、やわらかさを実感できるのも、うれしい変化です。香りやテクスチャも心地よく、毎日のケアが、自分と向き合う時間になっています。

PROFILE

杉本雅代

アートディレクター&酵素シロップ作家。ブランドの立ち上げやカタログ、プロダクトデザインなどを手掛ける。3.11震災以降、酵素シロップ教室を各地で開催。著書『手作り酵素シロップ』『続 手作り酵素シロップ』文化出版局、『日々によりそう はじめての酵素シロップ』BLUE LOTUS PUBLISHING。2020年10月22日放送のNHKあさイチに出演。2022年 神奈川がんばる企業認定、2023年 神奈川なでしこブランド認定。2024年酵素シロップブランド『KOOSO』をリリース。

HP:https://www.masayosugimoto.com/

@masayo.sugimoto