お知らせ

新型コロナウイルスの感染防止策について(2020年3月30日)

ウイルスは脂質・タンパク質・糖タンパク質からできたエンベロープと呼ばれる膜で被われた「エンベロープウイルス」と、その膜に被われていない「ノンエンベロープウイルス」に分けられます。エタノールはこの膜にダメージを与え、膜が壊されたエンベロープウイルスはすぐに失活します。一方、膜のないノンエンベロープウイルスは比較的エタノールで失活しにくい特徴があります。新型コロナウイルスは、幸いエンベロープウイルスに属するため、アルコールによって容易に失活し感染性がなくなります。そのためSARSコロナウイルス,MERSコロナウイルスを含む多くのエンベロープウイルスは45%濃度以上のエタノール溶液で失活すると報告されています。一般的なエタノールの手指消毒液は70〜80%濃度となっていますが、消毒効果の一方、エタノールは脱脂力が強く、角質層の細胞間脂質を壊すため、手荒れの原因にもなり得ます。そのため、長期戦が予想される新型コロナウィルスの感染予防のための手指消毒としては、手荒れ防止を考慮して50〜60%濃度のエタノール溶液を使用することは適した方法だと考えられます。
さて、マスクも通過してしまうコロナウイルスの飛沫核(エアロゾル)による感染は,一般に感染者から2m以上離れることで防げると言われています。富山大学名誉教授白木公康先生の話では、これはウイルスを含む飛沫核は2m移動する間に乾燥し、ウイルスが感染性を失うためだそうです。しかしながら、湿度の高い密室では数分から30分程度、感染性が保持され空中に浮遊しているそうです。

・適正なアルコール濃度の消毒液による手指消毒
・人と接するときは2m以上の距離を取ること
・湿度が高い密室環境は避けること

適切な対策を行って、感染予防を行っていただけたら幸いです。

2020年3月30日
OSAJI ディレクター
茂田 正和

※この文章は皮膚科専門医監修の元に執筆いたしました。

【参考文献】
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のウイルス学的特徴と感染様式の考察(⽩⽊公康)/日本医事新報社
殺菌・抗ウイルス効果に及ぼすエタノール濃度の影響 (神明朱美)/Kamp G J. J Hosp Inf 2018

コロナウィルスについて(2020年3月2日)

お客様皆様もご存知の通り、コロナウィルスが日本でも猛威を振るっております。私たちは、化粧品メーカーとしてどう行動するべきなのか、しっかり考え対応するために、日頃お世話になっている大学病院の先生や研究機関から情報収集を行っております。その上で少しでも皆様のお役立ていただければと思い、このような文章を書く機会を持たせていただきました。

まず、これまでに見ない猛威を振るっている原因についてですが、SARSなどに比べて感染力が強いかどうかは現時点では明確ではない一方で、SARSは感染した場合の多くが重症化したため隔離しやすかったのに対して、コロナウィルスは感染しても症状が発生しない場合や、軽症の場合が多いため隔離することが難しいということが示唆されるようです。実際に武漢からチャーター機で帰国した829人のうち、感染者が15人、そのうち4人は無症状だったとのことです。※3月1日時点厚生労働省発表情報

現時点ではSARSに比べて致死率は圧倒的に低いと考えられていますが、感染者の絶対数が増えれば、死亡者数がSARSよりも多くなることは考えられるため、十分な感染予防が必要になります。

メディアでも多く報道されていますが、以下の予防方法が有効とされています。
①手洗いやマスクの着用
②人と話しをする時はできるだけ距離を取ること
③人が集まる場所では換気を行うこと
④目などの粘膜からも感染する可能性が高いため、目を手で直接掻かない
また、化粧品メーカーとして、お持ちのメイク用のパフやブラシなどの衛生管理を徹底していただけるようにお願いしたいと思います。

重症化のリスクが高くなると考えられている方:①高齢者,②糖尿病,心不全,呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患など)の基礎疾患がある方や透析受けている方,③免疫抑制薬や抗がん薬などを用いている方,④妊娠中の方
上記に当てはまらない方でも、体の免疫力を高めるために十分な睡眠と栄養を取り、規則正しい生活を送ることが何よりも重要だと考えております。

直営店店頭では、新型感染症予防対策として、お客様ならびに販売員の健康と安全を考慮し、お客様の肌へ触れる行為を自粛しております。 また、スタッフのマスクの着用、テスターのアルコール消毒の徹底などの対策をしております。

SNSの信憑性のない情報によって、トイレットペーパーやティッシュなどが売り場から消える現象も起こっておりますが、どんなメーカーも社会を豊かにする使命を持った一員として、生活必需品が安定共有できるように最善の対応をしております。私たちも現時点では原材料を滞りなく調達できており、また今後で調達が困難になる可能性が僅かながらもあるものについては備蓄をし、従業員の健康面には細心の注意を払った上で通常通り製造を行って参ります。ここまでのことをご理解いただいて、どうか皆様に冷静で適切なご対応をしていただきたいと願っております。

最後になりましたが、コロナウィルスについては、まだ未知の部分が多々あり、これからも研究が進み情報更新されていくと思います。私たちはこの件の研究機関ではないため、より新しい見地もあるかも知れませんが、現時点で私たちが知り得ることをお伝えさせていただいておりますことを、ご承知置きいただけましたら幸いです。

また、この事態を受けて、お客様皆様から私たちにご要望されることがございましたら、できる限りの対応をさせていただきたいと思いますので、お知らせいただけましたら幸いです。

2020年3月2日
OSAJI ディレクター
茂田 正和

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