ONLINE
SHOP
image
image
この春、TBS ラジオの人気Podcast番組『OVER THE SUN』との
スペシャルコラボレーションが実現!
はじまりは、昨年夏に配信された
「Ep.95」を
互助会員(リスナーの総称)であるOSAJIスタッフが、

聴いていたことがきっかけとなり、
コラボレーションが実現するという
思いがけない展開に。

今回の第1弾では、それぞれのアイテムの香りを
アレンジするために行われた調香の様子や、
コラボレーションの裏側をお伝えします。
TBS Podcast『OVER THE SUN』

ジェーン・スーさん(コラムニスト・ラジオパーソナリティ)と堀井美⾹さん (フリーアナウンサー・ナレーター)による、TBSラジオのPodcast番組。毎週⾦曜⽇・⼣⽅5時に新作配信。2020年10⽉に配信開始し、リスナー総数18万⼈超の⼈気番組。公式ファンブックである『OVER THE SUN 公式互助会本』(左右社)も好評販売中。
https://www.tbsradio.jp/ots/


〈キーワード〉
互助会員…お互いの助け合い精神からこの名が誕⽣し、番組におけるリスナーを「互助会員」と呼んでいる。
ご自愛ください…リスナーからのメールの締めの挨拶として使用されている言葉。
負けへんで…「勝ちに行くんじゃない、負けへんで!」というスーさんの名言から。
vol.1
『OVER THE SUN』の香りが
出来るまで

幅広い層から注目を集める、TBS ラジオの人気Podcast番組『OVER THE SUN』。パーソナリティのジェーン・スーさんと堀井美香さんによる軽快かつ多様なエピソードトークが話題を呼び、番組リスナーである「互助会員」も急増中です。今回のコラボレーションの鍵となったのは「Ep.95 -OGORI&MUNOU-(2022年7月29日配信)」。失敗にまつわるエピソードからはじまり、“驕り” と“無能” というキーワードを、毎日使って嬉しくなるボディケアアイテムに変換できないだろうか?ということで生まれたのが「OVER THE SUN × OSAJI」シリーズです。ラインアップは、ボディソープ、デオスプレー、ハンド&ボディクリーム2 種。OSAJI ディレクター茂田正和と互助会員のOSAJIスタッフが『OVER THE SUN』をイメージしたベースの香りをもとに、おふたりに調香していただき、OGORI&MUNOU〈おごり&むのう〉、GOJIAI〈ご自愛〉、MAKEHENDE〈負けへんで〉の3つの香りができあがりました。今回は、調香の様子を臨場感たっぷりにお届けします。

image
OGORI&MUNOU
〈おごり&むのう〉は
その日のうちに?

コンセプトは「“驕り” と“無能” を洗い流そう」。アイテムはボディソープとデオスプレー。香りの方向性としては、心を清らかに気分をおだやかにしてくれるようなイメージ。さて、どんな香りができあがったのでしょうか?

OSAJI ディレクター茂田正和(以下、OSAJI)
ではさっそく、ひとつめの香りOGORI&MUNOU〈おごり&むのう〉から。ベースの香りは私のほうでブレンドしておきました。まずはこちらを香っていただいて。

ジェーン・スーさん(以下、スー)
あ、いい香りがします。

堀井美香さん(以下、堀井)
うん、いい香り。

OSAJI
コンセプトのイメージに合うもので、すっきりした香りでいうと、セージなんです。そこにヒノキ、ベルガモット、オレンジを組み合わせたフレッシュな感じにしてみました。ほかにこんな香りを入れてみたいなっていうのがあれば。

スー
もうちょっと“けぶい” 感じを足すとどうなります? なんだろう、若々しいというよりはもう少し……。

OSAJI
たとえばイランイランとかムスクとか、そういうのでも良いかも。少しさわやかな感じもありつつだったら、カルダモンとか。

スー
あー、はいはい。このちょっと大人の感じ。セクスィーイランイランですね。美香ちゃんはい、これ。

image

堀井
ねえ、香るのってタイミング大事だから。私のペースで試させてくれない?(笑)

OSAJI
次に、これはクローブです。先ほどのベースと一緒に香っていただいて、それぞれの相性をみていただければ。

スー
わ!きたきた!おっしゃれ~。私こういうのが好きなのかも。

堀井
うん!たしかにすごくいい香り。

スー
この組み合わせは素敵だわ。これだったら“驕り” と“無能” を洗い流せそう。反省しながら体を洗えるよね(笑)

堀井
なんか流しちゃうのもったいないね。

スー
(笑)。言いたいことはわかる。あとはこの香りのデオスプレーもあるからね。

image

OSAJI
はい、できました。セージをメインに、ヒノキやベルガモットをベースにしながら、オレンジとの相性が良いクローブをほんの少し入れてバランスをとった感じです。全体の比率としては少ないんですが、スパイスが入ることで広がりが良くなったと思います。

スー&堀井
すごい!贅沢!(拍手)

GOJIAI〈ご自愛〉という
やさしさに包まれたなら

『OVER THE SUN』リスナーからの、メールの締めの挨拶としても用いられている“ご自愛ください”という言葉。まわりにも自分にも、ご自愛の精神は必要。ということで、やさしく包み込んでくれるような香りが完成。

OSAJI
次は、ハンド&ボディクリームの香りをつくっていきましょう。

スー&堀井
はい!

スー
イェイイェイ!楽しい。

OSAJI
GOJIAI〈ご自愛〉は、シンプルにローズを際立たせる感じでブレンドしています。ではこちらを。

堀井
ああ、良い香り。ほんとに素敵。

スー
「薔薇は薔薇は~♪」ってね。はい、最高です。金持ちの匂いがする(笑)。このクリームを塗ったらなんとなく自尊感情が高まるね。

image

OSAJI
ローズは2種類で、バラの香りとしてイメージすることが多いのがダマスクローズ、少しハーブっぽさを感じるのがワイルドローズ。そこにレモンで重心を軽めにして、グレープフルーツでマリンな感じに仕上げました。あとはここに、カモミールを入れてみますね。

スー
カモミールっていい香りなんですね。強めに効いていても良いぐらい。ちゃんとバランスも取れていて、やさしい香りになりそう。これはGOJIAI〈ご自愛〉だ。めっちゃいい香り。

堀井
ほんと~。あー良い香り。はあ~。

image

スー
バラの香りにカモミールが混ざるとこんなにいい香りなんだね。香りが丸くなった気がする。

堀井
ほんと、かいだことのないような香り。

スー
ね。超ご自愛じゃない?みんな泣いちゃうよ。バッチリだ。やった~!テンションぶち上がってきた。もう今日はあと何時間でも働けるぞ!

堀井
働かなきゃいけないからね。

スー
ぼそっというな(笑)。じゃあGOJIAI〈ご自愛〉はこれで決まり。

MAKEHENDE
〈負けへんで〉感、出てます。

スーさんの名言、「勝ちに行くんじゃない、負けへんで!」。この言葉と精神を携えておけば、よし、ちょっとがんばってみよう!という場面で自然と勇気が湧いてきて、香りがふわっとお守りのように寄り添ってくれるはず。

OSAJI
さて、最後にアレンジする香りはMAKEHENDE〈負けへんで〉ですね。まずは中心に何を持ってくるかを決めていきましょう。元気になる感じのものが良いですか?

image

スー
MAKEHENDE〈負けへんで〉ですからね。会議の前とかに使って、「よし!」ってがんばれるみたいな感じ。

OSAJI
そういう意味ではミントを使っても良いし、ローズマリーも活力を与えてくれるような印象があるのでいいと思いますよ。気分をシャキッとさせたい場合だったら、柑橘系とか。

堀井
たしかにそうですね。

スー
私、シダーウッド系が好きなんですよ。ちょっとクセがある感じなんだけど、良い香りっていう。

OSAJI
ベースをローズマリーとオレンジとレモンにして、そこにアトラスシダーとホーウッドを入れてみましょうか。どうでしょう?

image

堀井
すごくいい香り。MAKEHENDE〈負けへんで〉感、出てます。さっきのGOJIAI〈ご自愛〉とはぜんぜん違う!こういう香りのハンドクリームってなかなかない気がします。

スー
ああ。負けないっすね、これは。香りってすごいなあ。元気になるね。

堀井
ほんと。どれも出会ったことのない香りだから、早く付けたいです。

スー
この企画だからこそできた香りだと思う。精油もこんなに贅沢に入れてもらってね。みんな絶対喜んでくれるんじゃないかな。

image
image
image
photo:Eri Kawamura
text:Haruka Inoue
LINEUP
(写真左から)
ハンド&ボディクリーム
GOJIAI〈ご自愛〉 /
MAKEHENDE〈負けへんで〉
50g / 1,650円(税込)
デオスプレー
OGORI&MUNOU〈おごり&むのう〉
30mL / 2,200円(税込)
ボディソープ
OGORI&MUNOU〈おごり&むのう〉
300mL / 3,300円(税込)
2023年5月24日(水)より数量限定発売
次回はジェーン・スーさんと
堀井美香さんのインタビューをお届け
(2023年5月公開予定)
PROFILE
ジェーン・スー
1973 年東京生まれ東京育ち。作詞家、コラムニスト、ラジオパーソナリティ。TBS ラジオ『ジェーン・スー生活は踊る』、Podcast番組『ジェーン・スーと堀井美香のOVER THE SUN』『となりの雑談』などのパーソナリティとして活躍中。著書多数。『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』(幻冬舎)は第31 回講談社エッセイ賞を受賞。近著に『闘いの庭咲く女彼女がそこにいる理由』(文藝春秋)がある。


堀井美香
1972 年秋田生まれ。フリーアナウンサー。1995 年より27年間、TBS アナウンサーとして活躍する。2022年に独立し、ナレーションや司会業のほか、自身による朗読会や読み聞かせ活動「YOMIBASHOPROJECT」を開催するなど、幅広く活躍中。近著に『一旦、退社。50 歳からの独立日記』(大和書房)がある。